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「新政治運動」へ結集の呼びかけ

戦後最大の争点「改憲」を実質的なテーマとする参院選、あるいは衆参W選挙を目前に控えて、神奈川では様々な団体やグループの動きが活発になってきています。このうねりがどのような潮流を形成していくのか?重要な局面であるといえます。
元衆議院議員、NGOインターバンド創設者の首藤信彦さんが立ち上げた「新政治運動」のキックオフ集会が2月21日に開催されます。代表顧問に鳩山由紀夫さんを迎えて大きな流れが注目されます。

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「新政治運動」へ結集の呼びかけ

誰が見ても考えても憲法違反の安保法、アベノミクスによる格差と貧困の拡大、沖縄基地問題・TPPなどアメリカ追従政策の愚挙、安倍政権の暴虐と無策が日本社会を悲惨な状況に陥れ、この国の未来を暗雲のように覆っている。安倍首相の憲法改悪を阻止し、一刻も早く政権の座から引下ろす必要がある。

同時に、腐敗した自民党政治にピリオドを打ち、機能不全に陥った日本の民主主義の抜本的(ラディカル)再構築を成し遂げなければこの国の将来はない。そのためには、旧来の政党や政治の仕組みから離れ、新しい概念と枠組みを構築する「新政治運動」が必要である。たとえ少数からでも駆け出し、多くの皆さんの参加を得て、新しい政治の奔流を作り出しましょう。

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「新政治運動」キックオフ集会

日時:2016 年2月21 日(日)18:30 開会

会場:横浜市開港記念会館 講堂

横浜市中区本町1-6

資料代500 円

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基調講演「〈新政治運動〉と〈神奈川市民バンド〉について」 首藤信彦

特別講演「新政治運動の展望」 鳩山友紀夫代表顧問

リレートーク「新政治運動への期待と注文」 各団体・個人

フロアとの質疑・意見交換

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「新政治運動」はなぜ今、求められるのか?

1.総保守化した日本の政党、対立軸を構成できない野党

横軸に右派・左派の思想/政策のパッケージ、縦軸には政治勢力の目指す方向(急進・変革vs 保守・保身)を示して日本政治の図式を描くと、下図のように、すべての主要政党が保守のドメインにあることがわかる。2012 年の衆議院選挙で民主党リベラル勢力が衰退した後は日本政治は保守一色となった。その結果、2009 年には政権交代を作り出した市民は、政治への関心すら失い、選挙にも行かず、「政治からの逃亡」と呼ばれる社会現象が現れた。

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2.市民が期待する政党無し→代表されない政治クラウドの出現

日本ではこのように、すべての政党が保守化・保身化する状況において「代表されない政治クラウド」すなわち政治の革新を求める中道の市民が「投票すべき政党も政治家もいない」と漠然とした不満と不安を持ちながらも、政治参加を拒否し政治離れが進行している。(注:議員10 人以上の政党、民主は中央の台形、維新は維新系政党)

この図を見れば、この中道急進域の中央に新しい政治勢力の誕生を可能にする空白域が存在していることがわかる。これこそが「新政治運動」の目指す政治フィールドである。

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3.新政治運動への結集

総保守体制と対抗する「中道急進勢力」を構築しなければならない。どっちつかずの非与党・野党半政党や、落ちこぼれ政党の救済連合であってはならない。目指すのは、2012 年以降投票に行かなくなった市民の失われた1700 万の票(自民党得票総数に匹敵)であって、この政治空白を埋めることこそ「新政治運動」の目的である。

日本で新しい政治勢力登場を阻んでいるのは小選挙区比例代表制、既存政党有利の選挙制度、高額供託金など高い制度障害があげられる。さらにまた、理想主義的な政治改革を好まないマスコミの誘導や、これまで政治教育を受け

てこなかった国民の側の無思考・無意識もある。選挙のたびごとに、不況カルテルのような野党連合や「○○の風」的なネーミングの野党結集が仕掛けられ、またある場合は「女性」「若者に期待」「グリーン」などのイメージがメディアでも煽られるが、成功した例はない。日本全体で政治の保守・保身化が進行し、逆にそうした政治状況に常に裏切られ嫌気がさした市民層の「政治から逃亡」が日本政治を総保守体制へ導くことになった。

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4.新しい政治運動は新しい政治単位から: バンドによる政治構築

何よりも、「新政治運動」は既存政党のシステムからの脱却、新しい民主主義システムの模索をテーマとしなければならない。既成政党のように架空党員や特定集団の組織党員あるいは数合わせのための親類縁者のかき集めなどではなく、「新しい政治を作るために自ら行動しよう」とする個人と市民政治グループの総結集でなければならない。また「新政治運動」の目指すのは社会の啓蒙ではなく、具体的な政治成果を求めての政治プロセスへの直接参加(立候補)である。

「新政治運動」は国政(衆議院・参議院)・地方議会(県市)・首長選挙への候補者輩出を行う。そこで、「新政治運動」を担う基礎単位として、「バンド:覚醒した市民による、共通の意思を持ち行動する小集団」(注)

を提起したい。個人はいかに優れた見識と高い政治参加の意思をもっていても、それだけで政治的に行動するエネルギーになれない。仲間を募り、「共通の意思」を持った「行動」する「小集団」であるバンドを「新政治運動」の最小単位、基礎単位とするのである。

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5.制度障壁を乗り越え、新次元で候補者発掘と養成

いかに政治改革の明確なビジョンと改革推進の固い意志をもっていても、現実の政治システムにはさまざまな障害・障壁がある。その最大のものが、制度が要求する供託金や選挙費用である。「新政治運動」はこうした供託金・選挙費用の壁を乗り越える必要がある。選挙費用は実は、さまざまな工夫によって最小化することが可能であり、むしろ「新政治運動」としては、選挙のスリム化を実現し、ちょうどダイエットや減量によって健康を増進するように「選挙のダイエット化によってヘルシーな政治」を誕生させたい。国政選挙においては、サラリーマン・OL の年間ボーナスを超えないよう、地方選挙においてはサラリーの3 か月分を上限とする選挙手法を新たに構築する。

政治家の候補には「老若男女原則」を貫徹する。国政・首長・地方議会において多選を禁止、常に新陳代謝を行う。「若者でなくちゃ」「とりあえず女性を」というような安易な風潮を避け、現実の社会ニーズに対応したクラスター例えば、働く高齢者・子育て世代・シングルマザー、障碍者、派遣社員などから積極的に候補者擁立を工夫する。

特に重要なのは、若者と女性、そして高齢者である。民意を代表する者、政治を担う者に年齢は関係がない。重要なのは社会経験であるが、その訓練の場が若者に十分に用意されてはいない。よく「若ければ若いほどいい」というような安易な感覚で、国政はおろか社会経験が必須の首長までが「全国最小年齢」を売り物に当選したりするが、これほど日本政治の劣化を表す愚行はない。若者の候補者は高校生時代から、政治や社会問題の現場に触れ、自分の政治参加の意思と能力をたかめていく場を「新政治運動」は用意する。25 歳以下若者の政治組織「U25」を平行して構築する。

女性も課題山積である。伝統的価値や家族観の残る日本で、立候補に際しては家族との軋轢が常に問題となる。周囲で女性立候補への理解を高める援助を行うべきである。街頭活動自体、重いスピーカーや旗の運搬、車の運転、ポスター掲示の方法など、女性にとってハンディとなる要素が多すぎるのが現状である。

現在の日本で、緊急の課題は高齢者の政治参加である。人口の3 割いや地域によっては5 割を超える高齢者層に対する政治が旧態依然のままである。高齢者は旧い行政概念によって管理されている。さらに高齢者が政治参加して待遇を現代化しようとすると、「シルバーデモクラシー」と呼ばれたり、世代間競争、年金授受世代のエゴだと批判されたりする。今、高齢層に必要なテーマは介護だけでなく、雇用と生活である。高齢化社会の問題を正面からとらえ、国の政策を変え、地域で社会改革するのに高齢者の主体的政治参加が必須である。そうした健康で能力と経験の豊富な高齢者の政治参加支援も「新政治運動」の重要テーマの一つである。

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6.構築しなければならない政策群、日本政治のパラダイム転換

「新政治運動」の政策は基本政策群(継続的な政策、紙面上省略)と救急政策群およびパラダイムシフト政策群である。救急政策群は「救急医療」(救急車が運び入れた患者の集中治療)をモデルに、日本が全能力を使って、集中的に取り組むべき政策であり、アベノミクス災害の被害者救済すなわち①シングルマザーなど女性の窮状対策②奨学金返済問題など若者と子供の貧困対策③長寿命社会における高齢者の雇用確保と生活維持などが対象となる。

パラダイムシフト政策群は、世界の歴史的な転換期に際し、日本はアメリカとの関係の再検討し、自ら生き残りの道を再構築する政策群である。このパラダイムシフトの中で最重要なのは、アメリカの過剰な影響力からの離脱である。沖縄基地問題、原子力行政、TPP など、今日の政策課題の多くが、アメリカの要請に起因するものであり、そうした過剰なアメリカの影響力圏からの離脱である。むろん、アメリカとの公正で友好的な関係を損なうことのないように十分な政策的配慮と両国間のコミュニケーションが前提である。

< 脱却しなければならないもの>

脱アメリカ依存

脱原発依存エネルギー構造

脱核神話・米国核依存安保

脱外国基地・空域管制権

脱成長神話

脱安全神話 原子力・自然災害を含め大規模災害に専門的に対処する危機管理庁

脱格差

脱アベノミクス

脱自民金権・癒着政治

脱旧政治・政党

脱忘却

脱受験教育・過剰な国家干渉

脱(旧・現)日本風潮

脱無責任

< 構築しなければならないもの>

東アジア協力体制、アジア中軸、アメリカ・西欧・ロシア・外交バランス確立

再生可能新エネルギー構造、エネルギー低消費社会構築

日本がリードして核の非合法化

日米地位協定全面改訂

高度成長期の成長体験、慣性・惰性からの脱却、成熟・充実、内なる成長、地域社会の効率化、非成長の下で新しい社会構築(地域・教育・人育成)

原子力・自然災害を含め大規模災害に専門的に対処する危機管理庁

社会に蔓延する新しい犯罪やテロの脅威に対処する市民安全庁の創設、非正規雇用の拡大抑制、ライフ・ワーク・コミュニティバランス形成、格差による競争力向上構想の否定、最貧層の向上と社会的包含

新国富戦略、脱輸出・加工貿易、海外投資利益本国送金・高利益輸出

政権交代、政官業・マスコミ・学会の癒着構造の除去

新しい民主主義、政党・地方組織・市民組織・資金・シンクタンク構築

正しい歴史観の構築、反省力(過去の失敗を未来に生かす)向上。歴史的事件の検証:東京大空襲・シベリア抑留・太平洋戦争開始・開戦・終戦処理の真実究明、反軍拡・反翼賛体制活動の再評価、アジアにおける加害事例再検証:南京虐殺、慰安婦問題など。戦後不可解事件の検証:御巣鷹山事故、拉致問題、オーム真理教、イラク派兵

近未来社会に活躍できる人材育成、厳しい社会環境における人生経路の育成と構築

過剰な芸能化、商業スポーツ化の社会風潮からの脱却「正義」「真面目」「真実」「地道」「正直」「勤勉」「友愛」…基本的価値観と生き方の再建

原子力行政、地震・津波対策、アベノミクス災害の責任追及

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7.既存政党の党組織に代る新しいバンドを基礎単位とする政治組織の構築

「新政治運動」の具体的政治組織化は神奈川より始める。組織を「神奈川市民バンド(仮称)」とする。

バンドから地域代表の森へ

バンドを政治活動の基礎単位とする。単なる党員・ポーターでなく、重要政策・法案はバンドによる賛否合計をインターネットでリアルタイムで集計して、国会・地方議会での投票行動に直結させる。

(注) バンド(Band)とは人類が最初に作った共通の意思を持ち行動する小集団を意味する。人類の先祖は厳しい自然環境を生き抜くためにバンドを作って森に狩猟に入り、荒野に道を作った。

経営学者のピーター・ドラッカーは脱産業社会の組織はオーケストラ(大規模・一人の指揮者)からバンド(少数・多機能・運営参加)へと組織転換を呼びかけた。

幕末、西欧近代文明の中心がキリスト教にあると考えた志士は、禁教にもかかわらず勝手に布教活動を開始し、地域ごとに横浜バンド、札幌バンド(後の札幌大学)、熊本バンド(後の同志社大学)を名乗って活動した。

U25 (次世代バンド)

これまでも政党下部組織としての青年部が設けられたが、単に「若者の意見を聞く」式のジェスチャーにとどまった。

「新政治運動」は、運営委員会と平行して次世代バンドU25 を設置する。責任者は運営委員として組織の方向性や意思決定に関与する。25 歳以下の組織とする意味は、参加者が25 歳になれば、自ら地方政治に立候補して政治のアクターとなることを推奨するためである。

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8.政治プロセスへの直接参加

「新政治運動」はそれ自体が市民の政治プロセスへの直接参加を目的としている。地域での地方議員選挙、首長選挙、衆参議員選挙に積極的に立候補者を送り、また各政治勢力と協働して、「新政治運動」に理解のある候補者の当選に働く。今の政治に必要とされる代表の意味から、若者、女性、高齢者の積極的立候補を支援する。

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(1)2 月21 日キックオフ集会および「新政治運動」への問い合わせは「すとう信彦と市民政治バンド」へ

電話:080-5873-7305
e-mail: sutoband@gol.com

(2)「新政治運動」に賛同いただける皆さんの資金援助をお願いします。正式発足までの暫定仮口座下記

口座名義:すとう信彦と市民政治バンド口座番号:三菱東京UFJ 虎ノ門中央支店5892566

(3)「新政治運動」リーダーの首藤信彦について(略歴)

1945 年旧満州生まれ。慶応義塾大学院経済学研究科博士課程修了。伊藤忠商事などを経て東海大学教授、仏INSEAD 客員教授、米国ジョンズホプキンス大SAIS 客員研究員。平和構築NGO インターバンド創設者、1990 年代よりライフワークでもある世界の紛争地の平和構築と民主化支援に取り組む。2000 年夏より衆議院議員3 期。テロ防止特別委員長、災害対策特別委員会筆頭理事などに就任、福島原発事故収束・脱原発に尽力。

FB: https://www.facebook.com/nobuhiko.suto.3
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/sutoband

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4件のコメント

  1. 岩越 松男 より:

    大変興味があります。砕けても砕けても押し寄せる波のようにいつか腐りきった無用の防波堤を崩したいと思います。 60 男

    いいね

    • 首藤信彦 より:

      岩越松男様
      reaction遅れ、大変申し訳ありません。このページのことを知らず、昨日指摘されて、お返事する次第です。私は、日本はもう事実上、保守・保身化した既成政党では立て直せないと思います。民主党にも18年在籍しましたが、もはや自己改革すらできない状況です。まったく新しい概念と組織でスタートする政治運動、ぜひ見ているだけでなく、参加してください。首藤拝
      ホームページはwww.shinseiji-band.org
      FB : http://www.facebook.com/新政治運動
      私の個人の活動は:www.facebook.com/nobuhiko.suto.3
      をご覧ください。
      なお、新しい資金確保で制度の壁を破るクラウドファンディングにもぜひ参加ください。
      http://greenfunding.jp/sustena/@projects/1518

      いいね

  2. 山下禎治 より:

    政治について関心があまりありませんでした
    どうせ何してもいつもそんなことを思ってきましたが福祉に携わっていい年が過ぎいつもぶつかるのが公の壁です。なんとかしたいと思うようになり、学ぶ場所が欲しいと考えています。何か出来れば小さい事でもと思いました。いい歳なのにこんな程度しか考えていませんがいいでしょうか。

    いいね

    • 首藤信彦 より:

      山下禎治様
      今の日本はもやは保守保身化した既成政党では改革できません。私自身18年間在籍した民主党にいて、最も民主党らしい政治家と言われましたが、いまや民主党も保守勢力の一翼を担い、ついに名前も捨てました。
      まったく新しいコンセプトと組織で政治改革に取り組む所存です。ぜひ見ているだけでなく、参加してきてください。首藤拝
      ホームページはwww.shinseiji-band.org
      FB : http://www.facebook.com/新政治運動
      私の個人の活動は:www.facebook.com/nobuhiko.suto.3
      をご覧ください。
      なお、新しい資金確保で制度の壁を破るクラウドファンディングにもぜひ参加ください。
      http://greenfunding.jp/sustena/@projects/1518

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