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一緒に取組みませんか―参議院選の投票率に関わる青葉署の県立高校への「問合せ」問題―

公開質問状の共同提出を

―参議院選の投票率に関わる青葉署の県立高校への「問合せ」問題―

(問題の経緯)
日刊スポーツ「社会面/政界地獄耳」(8月15日)は「(8月)12日、今度は神奈川県警青葉署が青葉区の県立高校3校に『青葉区の18歳投票率が高いが特別な取組みをしたのか』と電話で問合わせていたことが発覚した。・・・「『電話をかけたことに問題はなかった』としているが、それは県警が決めることではない。・・・県も『問題ない』としている。自民党の『学校教育における政治的中立についての実態調査』と言う密告サイトと同様の思想調査を始めた特高警察をほうふつさせる。調べるほうに問題はなくても調べられるほうには問題大ありだ。」と報じた。
9月13日になって朝日新聞も「総務省が各地で18~19歳の投票率を調べた結果、同区(青葉区)の1投票所では18歳の投票率が73.49%で、全国平均の51.17%を上回った。青葉署によると、この情報を受けて高橋幸治署長が署員に理由を聞きとるよう指示。」と報道し、併せて自由法曹団神奈川支部が「警察権の乱用と批判」と県教委・県警・青葉署に抗議声明を送付したことを伝えた。関連の記事は「週刊金曜日」にも掲載された。
その後、9月の神奈川県議会で共産党の議員により、この問題が取り上げられたが、県教育長も警察本部長も「問題なし」の答弁で、一件落着の状況が、今作られつつある。

(かながわアクションの見解)
この問題の本質は何か。9月16日の県議会での「やり取り」で終わらせるわけにはいかない重大な危険性を含んでいる。警察はこれまでも各地いたるところで、学校現場に対して「生徒の健全育成」、「青少年問題」を口実に生徒及び家庭などの情報収集をしてきており、今回は「主権者教育・政治参加に関わる学習活動」を口実にした公立学校への干渉である。これは学校と警察との関係(すなわち暴力を用いて犯罪の予防捜査に当たる警察行為と、生徒との信頼関係を基礎におく教育行為との本質的な違い)が曖昧になっていることも露呈したと考えます。
今回の青葉署の干渉の行為は、ただ単に、教員への委縮効果をもたらすにとどまらず(「中立性」に縛られて投票を「自粛」する教員が出てきているとの報告もある)、生徒の主権者としての自覚と思想・信条の自由や言論・表現の自由をはじめとする基本的人権の自覚に制限を加え、「自粛」を誘導する効果について特に問われなくてはなりません。
こうした観点から「問合せ」までの経緯を含めて公開質問状を出し、その回答を通して保護者を含めた県民世論に働きかけ、警察と教育現場との境界・垣根をはっきりさせる必要があると考えています。

県教育長と県警本部長(青葉署署長含む)あて公開質問状の共同提出を呼びかけます。
賛同団体・個人名を記載して 11月14日頃に提出したいと考えております。
される方は11月 日(金)までにご連絡ください。(連絡先:事務局 松原 090-7272-3092 )

☆公開質問状の各案文は次のとおりです。

 

////////////////////////

2016年11月14日

神奈川県教育委員会
教育長 桐谷次郎様

かながわアクションほか
代表世話人 高梨晃嘉
横浜市■■■■■■■■

青葉署による県立高校への問い合わせに関する公開質問状

日頃の教育行政充実に向けた諸活動に敬意を表します。
先に実施された参議院選挙の投票率に関する青葉署の県立高校3校への問い合わせについて貴職は「問題はない」との認識を示しておりますが、私たちをはじめ県民は、問い合わせをした署員の行為は、生徒の学習及び教員の教育行為に対する干渉を想起させ、「問題があるのではないか」と受け止めています。
青葉署の問い合わせまでの経過を含めて、県民への説明を求めたく、下記の質問にお答えください。
なお、回答については、公表することを前提に、文書にて2016年11月30日までに代表世話人あてにお知らせください。

1.貴職は先の参議院選挙に際して県警本部及び県選管との3者協議を主催したと聞いておりますが、主催した理由は何か、具体的に県民がわかるようにご説明ください。また貴職による3者協議の開催通知文記載の宛先ならびに開催理由をどのように記載していたのかについても明らかにしてください。

2.3者協議の開催日時、開催場所及び参加人数ならびに参加者の役職名をご説明ください。

3.3者協議の内容は県立高校等学校側に報告されたのかどうか、報告されたのであればいつ、どのような方法で報告を行ったのか、についてご説明ください。

4.学校警察連絡協議会の学校(県教委と各学校)と警察(警察本部と各警察署)の窓口(責任者)について明らかにして下さい。

5.9月16日の県議会での君嶋議員の質問に、貴職は警察署との連携について「青少年の健全育成と地域貢献などを目的」とし、今回の「問合せ」については「地域の情報を共有するために行われたものとして認識しております」と答弁されております。貴職は警察署と共有する「地域の情報」の内容について、今回の「問い合わせ」のあった内容がどのような「健全育成」と「地域貢献」のための活動に、どのように必要とされるのか、具体的事例を交えてご説明ください。また、その情報の共有が必要とされる理由・根拠(法)も併せてご説明ください。

6.貴職は「政治参加に関わる学習活動について、地域における連携の一環として、情報の共有のために問い合わせがあったものと認識しております」とも答弁されております。政府・文科省が言う「主権者教育」と「政治参加に関わる学習活動」との違いは何でしょうか。具体的な事例を併せてお答え下さい。また、警察と学校とが「地域における連携」として取り組む「政治参加に関わる学習活動」とは何かを具体的にお答え下さい。また、その理由・根拠(法)もご説明下さい。

7.教育(現場)と警察を含む権力との関係はいかにあるべきでしょうか。警察等から学校・教員・生徒に対する干渉を認めてはならない領域が存在すると考えますが、貴職の見解を明らかにして下さい。

以 上

共同提出の団体及び個人(2016・11・10現在)
○かながわ平和憲法を守る会  かながわ歴史教育を考える市民の会  ストップ秘密保護法かながわ  時を見つめる会  自主・平和・民主のための広範な国民連合・神奈川  神奈川9条連  くらしと憲法をつなぐ会  教育に愛と平和を取り戻す有志の会  新護憲・神奈川  神奈川県をよくしたい都筑区民の会 教科書採択を考える栄区民の会 金沢教育を考える会

○個人名(略)

 

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2016年11月14日

神奈川県警察本部
本部長 島根 悟様
青葉署長 高橋幸治様

かながわアクションほか
代表世話人 高梨晃嘉
横浜市■■■■■■■■

青葉署による県立高校への「問合せ」に関する公開質問状

安心して暮らせる地域社会の実現に向けた警察の日頃の諸活動に敬意を表します。
先に実施された参議院選挙の投票率に関する青葉署の県立高校3校への「問合せ」について、私たちをはじめ県民は、「問合せ」をした署員の行為は、生徒の学習及び教員の教育行為に対する干渉を想起させ、「問題があるのではないか」と受け止めております。
青葉署の署員による「問合せ」までの経過を含めて、県民への説明を求めたく、下記の質問にお答えください。
なお、回答については、公表することを前提に、文書にて2016年11月30日までに代表世話人あてにお知らせください。

1.警察署と学校との連携関係について薬物を含む犯罪の未然防止や犯罪・事故からの被害防止以外に警察が特に学校と連携を必要とする課題はあるのかどうか、県民が理解できるよう、具体的にご説明ください。

2.参議院選挙の実施に先だって行われた神奈川県教育委員会と県選挙管理委員会との三者協議について各警察署にはどのように報告が行われたのか、報告の有無を含めて明らかにしてください。

3.「問合せ」先を教育委員会ではなく県立高校とした理由、及び県立3校に限定した理由を明らかにしてください。

4.9月16日の県議会での君嶋議員の質問に対し貴職は、「今回の件においては、警察署と学校の連携関係に鑑み、青葉警察署長が自署管内におけるトピックスの一つとして、差し支えない範囲で知っておきたいと言う考えから問合せを行ったものであり、警察法の定める警察の責務に関し、任意のご協力をいただいて行われたものであります。」と答弁されております。
「差し支えない範囲」とは、何について差し支えないということなのか、また、どのような行為になれば「差し支える」と判断することになるのか、具体的にご説明ください。

5.上記3の貴職の発言にある「警察法の定める警察の責務に関し、任意の・・・」の「警察の責務」とは、今回の「問合せ」の件では具体的にはどのような責務なのか、ご説明ください。
6.上記3の「任意のご協力をいただいて行われたものであります」と言うご答弁について、「任意」と言うことを今回の件で学校側に伝えたうえで「問合せ」がされたのかどうかについて明らかにしてください。また、任意であれば、協力の義務はないと受け止めておりますが、警察(署)は自らの行為について「協力」と言う言葉で市民(区民)になんでも聞くことが出来るのか、さらにその限界の有無についてもご説明ください。

7.今回の件で学校側に伝えたとされる「問合せの趣旨」について青葉署署員は具体的にどう話されたのか、明らかにしてください。また、今回の「問合せ」は、警察の職務とどのような関係があるのか、根拠(法)を含めて具体的にご説明ください。

8.警察署と学校の連携関係について学校の教育活動の弊害となる領域があると考えますが貴職の見解を明らかにしてください。

以 上

共同提出の団体及び個人(2016・11・10現在)
○かながわ平和憲法を守る会  かながわ歴史教育を考える市民の会  ストップ秘密保護法かながわ  時を見つめる会  自主・平和・民主のための広範な国民連合・神奈川  神奈川9条連  くらしと憲法をつなぐ会  教育に愛と平和を取り戻す有志の会  新護憲・神奈川  神奈川県をよくしたい都筑区民の会 教科書採択を考える栄区民の会 金沢教育を考える会

○個人名(略)

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