かながわアクションのメンバーの多くは、「安倍首相による検察支配を許さない実行委員会」（以下「実行委員会」）とともに、昨年6月2日に東京地検に黒川元検事長を常習賭博罪で刑事告発をしました。この刑事告発に対し東京地検は不当にも7月10日に不起訴処分としたので、私たちは検察審査会へ学者・研究者とともに異議申し立てを行い、検察審査会は12月8日に「起訴相当」との結論を出すに至りました。取り組みの成果です。
私たちは、実行委員会の名称を「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会」（以下「糺す会」）にあらためて院内集会などの取り組みをすすめ、法廷での裁判による問題解明と解決を求めてきましたが、3月14日に一部の新聞で「略式起訴」との情報が流されました（検察発表は3月18日）。「糺す会」は直ちに14日に、続いて18日の検察発表を受けて18日に司法記者クラブで記者会見をおこない、「略式起訴でお茶を濁す手法はゆるされない」との緊急声明を公表し、検察の姿勢を引き続き糺していく市民運動の継続を訴えました。
以下、①「糺す会」の藤田代表の「ご報告と御礼」、➁③14日と18日の緊急声明 ④日刊ゲンダイの報道、⑤弁護士ドットコムニュースを添付しましたので、ご確認ください。そして引き続き、かながわアクションとともに神奈川からも“菅政権による検察・行政の強権支配”を許さない取り組みをすすめていきましょう。（記・高梨）
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2021年3月21日
「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会」の諸活動でお世話になっております皆さま
ご報告と御礼
菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会・代表 藤田高景
連日のご奮闘に心から敬意を表します。
さて、皆さまには、昨年６月の東京地検への、黒川元検事長を常習賭博罪で告発した件、そして東京地検の不当な不起訴処分をうけて、昨年、７月に黒川元検事長に対する公正な処分を求めて検察審査会に申し立てを行なった件など、この間の私たちの闘いに全面的なご支持・ご協力をいただき、本当に有難うございます。
昨年１２月に、検察審査会が、私たち国民の怒りと正義の声を受け止め「起訴相当」との真っ当な結論を出したことは、大きな前進でした。
しかるに、今年３月１３日に東京地検がリークしたと言われていますが、一部メデイアで「黒川略式起訴」が報道されました。私たちは弁護団とも協議して「略式起訴」となれば裁判も開かれず、なにがしかの罰金で幕引きがなされてしまう、言わば「究極の救済策」となってしまうので、緊急に世論に訴える必要があるとの事で、急遽、３月１５日に、司法記者クラブで記者会見を行ないました。（記者会見で配布した「緊急声明」を添付で送りますので、ご一読下さい）
３月１８日に、東京地検の次席検事が、緊急の記者会見を開いて、正式に黒川元検事長の「略式起訴」を発表しました。私たちに対して、メデイアから取材もありましたので、再度、１８日付けの「緊急声明」（これも添付で送ります）を、発表しました。
また、東京地検から簡易書留で「略式起訴にしたという処分通知書」が、告発した私たち全員の自宅に３月２０日頃から、届きはじめております（これも添付で送ります）
日刊ゲンダイ（３月20日号・添付で送ります）、弁護士ドットコム（添付で送ります）、共同通信などで、私たちの見解が報道されました。
この間の、総務省の大臣を始めとする瀆職事態には、国民の怒りは止まるところを知りません。
私たちは森友・加計・さくら、検察支配、麻雀賭博と、この間の安倍・菅政権のことで繰り返されてきた、嘘つき政治・権力の乱用政治を、これから徹底的に追い詰め、真っ当な民主政治を実現するため、頑張りぬく決意です。
とりあえず、この間の経過のご報告と御礼と、させていただきます。
皆さまにおかれましては、これからもご支援・ご協力、よろしくお願いいたします。
なお、最後に、カンパのお願いです。この一年間の闘いで、かなりの出費が、かさんでおります。日本の民主主義と官僚機構を破壊する安倍・菅政治との徹底した闘い・運動のための「カンパ」を、何卒、お願い申上げます。
郵便振替用紙を添付で送りますので、郵便局でこの添付の振替用紙を参考にして、振り込んでいただければ幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会 事務局
松代修平 090-9399-3941
小山俊 090-8565-5407
以上
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＞＞3/18(木) 12:39配信 弁護士ドットコムニュース
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